i1のアップグレード
|
i1 ソリューション
その中でプロカメラマンが必要とする機能が盛り込まれているのが、i1Photo Pro(アイワンフォト・プロ)。
詳しい機能などは、こちらをご覧下さい。
そのページの「サポート」タブをクリックすると、「ソフトウェアのダウンロード」という項目があり、その先に4項目のソフトウェアが置かれていて、その中にi1Profilerもあります。
i1Photo Proのページの右上には、「Already own an i1Pro? Upgrade Now」というリンクが置かれていて、クリックするとi1Publishのアップグレードというページに飛び、アップグレードに関して詳しく出ています。
またこのページのサポートタグからも、ダウンロードすることも出来ます。
アップグレードはAとBの2種類あるそうです。
i1Photoからは、アップグレードAになるようです。
先ほどのページやこのページの右側には、i1Photo Proやi1Profilerの紹介ビデオが置かれています。
残念ながら字幕もない英語の解説ですが、動画を見ればなんとなく分かると思います。
(追記)YouTubeで同じ動画を見つけました。
X-Rite i1 Photo Pro - Top 10 features summary
(追記2:直接貼るとブログがフリーズするようなので、リンクにしました。YouTubeでご覧下さい。ただし、YouTube上でフリーズする可能性はあります。)
i1Profilerは、こないだ画面を紹介した通り、すでに日本語にも対応しています。
なのでヘルプなどを見ながら使うことは出来るのですが、アップグレードライセンスのキーコード無しで使えるのは、モニタキャリブレーションのみだそうです。
強化されたプリンタプロファイル作成を使うには、アクチベーションが必要です。
holmeswanさんが早速プリンタプロファイルを作成しようとしたようですが、パッチのプリントは出来ても測色時にエラーが出て作業できなかったそうです。
そこで私がX-Riteに確認したところ、まだアップグレードパッケージは発売されていないとのこと。
もうまもなく、来週あたりには発表されるであろうとのことでした。
どうりでどこからもアナウンスが聞こえてこないわけです。
アップグレードパッケージには、アップグレード用のコードが記載されているそうです。
今のところパッケージ販売しかないようなので、ダウンロードしてキーコードだけ購入というのはなさそうです。
アップグレードパッケージには、ColorCheckerプルーフターゲットなども付属しているようなので、ColorCheckerプルーフの機能を使うには、パッケージを買わなければいけないと思います。
肝心のアップグレード料金ですが、PageやCP+の時もブースで聞いてみましたが「まだ決まっていない」とのことで、金額は分かりません。
今日X-Riteに電話して聞いても、販売店が決めるのでうちではいくらとは言えないと言われてしまいました。
なるべく安いに越したことはないですが、それでもたぶん数万円はするものと予想してます。
さて、i1Profilerのアクチベーションなしでも、モニタキャリブレーションの機能は制限なく使えているように思います。
モニタキャリブレーションの手順についてはこちら。
X-Rite i1 Profiler Display Profiler
(追記:YouTubeでご覧下さい。)
ですが、一つ気になったのは、i1Matchにあったような、白色点を合わせるためのRGBゲイン調整の項目が、i1Profilerにはありませんでした。
モニタのセット状況を初期化せずモニタキャリブレーションを試したので、白色点はすでにおおよそ合っていたので、キャリブレーション後のトーンカーブは概ねリニアでした。
なにやら「自動ディスプレイコントロール(ADC)」なる項目があるのですが、もしかして自動で行うとハードウェアのゲイン調整も自動で行われるのか?
そんなことはないとは思いますが、SX2462Wを最初に自動モードでキャリブレーションしたとき、ゲイン調整もブライトネス調整も求められなかったので、ソフト側からディスプレイを自動コントロール出来るのだとしたらすばらしいです。
また、私のデュアルディスプレイ環境では、何故か2台つなげたままi1Matchでキャリブレーションすると、L997のほうが最後の段階で色がマゼンタシフトしておかしくなる現象があったのですが、i1Profilerではそんなことはありませんでした。
作成されるモニタプロファイルは、デフォルトではバージョン4のようです。
以前、ColorMunkiで作ったプロファイルがDPPの環境設定で設定できないという話がありましたが、それはプロファイルがバージョン4だったせいのようです。
i1Matchで作成するモニタプロファイルは、バージョン2なので問題ありませんでした。
i1Profilerではバージョン2にするか4にするか選べるようになっていますが、こないだはデフォルトのバージョン4で作ってみました。
そこでそれをDPPに設定してみたのですが、コントラストが不自然に上がった画像になって、プレビューの表示がおかしくなりました。
バージョン4であることが原因でそうなったのかは分かりませんが、今度バージョン2で作ったプロファイルと比較してみます。
プリンタプロファイル作成のチュートリアルもあります。
X-Rite i1Profiler Basic Printer
(追記:YouTubeでご覧下さい。)
動画はほかにもありますが、あとはYouTubeでご覧下さい。
ま、何にしても、もう間もなく正式アナウンスがあるようなので、それまで待った方が良さそうです。
X-Riteは6/21,22のPHOTO NEXTにも出展するようですから、おそらくは新しくなったi1 ソリューションについて詳しく聞けるのではないかと思っています。