測定完了
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たまにうまくいくのだが、よく見るとパッチの色と測定結果がめちゃくちゃ。
あ〜〜、これがPLIEさんが書いていた不具合なのかな〜〜と思ったのだけど、2ページ中2ページ目のパッチの並びを表示してみたら、レイアウトがプリントと違う・・・・
ありゃりゃ?と思ってよく見たら、ページ設定が違っていた。
A4じゃなくて、Letterサイズになってた。
そのため定義されたパッチの配列が移動していて、プリントと合わなくなっていた。
いっくらやっても、「ポンポン」というので、ストリップスキャンじゃなくてスポットスキャンに切り替えてみたりもした。
その場合は、「ポン」と一度だけ音がして測色できた。
でも、それを784回も繰り返すのかと思ったら、とてもブルーな気分に・・・。
しかし、結果はかけ離れた色としてスキャンされてたので、なんかおかしいと思い、用紙サイズがかわっていたことにここで気がつく。
あ〜、気がついて良かった。(^_^;)
再びストリップスキャンに直して、測色開始。
今度は「ポン!」と一回の音だけで測色された。
でも、i1Matchの場合でもそうだったけど、DTP20に比べてi1Pro測定器はゆっくり目にスキャンしないと「ポンポン」とエラーになりやすい。
PulseColorEliteは、その高速スキャンが売りだっただけに、使えなくなるのは惜しい。
DTP20にくらべると、i1Pro測定器はいまいちかったるくて疲れるし、時間かかる。
なので、手動ではこれ以上のパッチ数ではやりたくないな〜〜。
こないだx-riteの人は、インジェットプリンタだったら1000パッチくらいで十分と言っていたけど、1000パッチだと3ページになって、もっと時間かかるだろうな。
用紙も縦位置にしたのは失敗だった。
横位置の方が良い。
PulseColorEliteでは横位置にしていたのに、慣れないから気がつかなかった。
そこで横位置レイアウト、A42枚にきっちり収まるパッチ数として760パッチのレイアウトを作り直した。
次回からはこれを使う予定。(クリックで拡大)
無駄にインク使ってもしょうがないし。
ちなみにこのレイアウトのまま
手動で測色するなら、それくらいが限度では?
マニアックなワタシとしては、やってみようかと、ちょと思ったりして・・・・(^_^;)
でも、PLIEさんのように、iO持ってないからこれくらいにしておいたほうが無難かも。
前の記事で「新しいアルゴリズムのi1Prism以外にも、従来の演算方法も選べるとか。」と書いたけど、それはサポートに電話したとき、応対してくれた方が言っていたこと。
でも、そんなのあったっけ?と思ったのだが、「プロファイル作成条件の設定」の「色順応方式」のことかな?
ま、ワタシ的には、i1Matchのアルゴリズムは没なのだけど。w
Bradford方式って何?って、左側に書いてある以上の説明がないのだけど、たぶんその先は聞いても分からない、分かったところで役に立つわけでもなさそうなので、デフォルトで良いのでわ?(^_^;)
こないだのx-riteの人も、簡単には説明できず苦慮していた。
色順応方式は、プルダウンメニューの中に4通りあるのだが、見ても???なので、取りあえずデフォルトで。w
それ以外にもなんかいろいろ設定できるようだけど、それも取りあえずデフォルトで。w
だって、分からないんだもん。(^_^;)
で、取りあえず、i1Profilerによる、初プリンタプロファイルは一個出来ました。
PX-7Vのクリスピア用プロファイル。
ブルーインク使用してます。
まだ実際のプリントをしてないので、評価は後日にするけど、ガマットを比較したら純正プロファイルよりもブルー方向が広かった。
Photo Crispia Blueよりも広い。
広い分、もしかしたら8bitだとトーンジャンプが起きるかも知れないけど、16bitプリントだったら、どうだろう?
カスタムプロファイルの方が、ブルーの階調が多く出せるだろうか?
ま、それらの検証は、後日。
では、そろそろPro9000IIの測色に入ります。
同一チャートを2回測色して
製品機能の中にある チャートの評価をやって見る事をお勧めします。
なお i1profilerの測色アルゴリズムは以前の物と比較すると
悪くなっていると思っています。
i1pro Rev.Dだと問題ないかも知れませんが...
その両方なのでしょうか、そんな風に想像しました。
弊害としてその恐れアリ、と言われるのが(1)トーンなどのつながりがソフトが簡易だとプアになる可能性、(2)測色器の個体差に引っ張られる可能性
そんなところでしょうか?
そういえば、7VはEpson ColorBaseには非対応だったかな?
>(1)トーンなどのつながりがソフトが簡易だとプアになる可能性
これはないと思いますが、更にi1profilerでは
一度作成したプロファイルに対して、自分が精度を高めたい色に着眼してその色のパッチを作成して、プロファイルを更新する機能を持っています。例えば女性の肌色の階調を重視したプロファイルなんても、作成可能なんですよ。
そのオプショナルなパッチを作成する為の支援機能として 色パレットから色を選択して作る物と 例えば写真を読み込ませて代表的な色を自動抽出して作成させる機能も あります。
また、今回i1Proは大幅値下げなんですね。びっくりした。
なのでプリンタプロファイル作成に関してそんな感想をお持ちだったのかな?
ソフトがプアっていうより、今までは測定パッチ数が少なかったってことじゃないんですか?
この際アップグレードして、プリンタプロファイルの泥沼にはまりましょうよ、ご一緒に。w
(^O^)/おいで〜〜〜。www
i1Profilerがどの程度のソフトなのかは、まだよく分かってません。
でも、i1Matchに比較して高機能なのは、CMYKプロファイル作成の分野においてだと思います。
いろんなオプションがありますから、知識のある方なら高度に追い込みが出来るのではないでしょうか?
かわってRGBプリンタ、インクジェットプリンタに関しては、どうなんでしょうね?ま、i1Matchよりは良くなっていていて欲しいですが。
そういう無味乾燥な比較検証はキライじゃないですが、さし当たって細かく追うつもりはないので、ぱっと見インプレ程度でお茶濁すと思います。w
結果がエプソンプロファイルよりずいぶん良いのが慰めです。
これからi1 D pro 買ってもプリンタは同じ苦労が続くと思うと、気が重いなぁ。
スポットスキャンを始めたとき、真っ先にk_suzuさんのことが頭をよぎりました。
どうしよう、今後スポットスキャンしか出来ないとしたら、もう、k_suzuさんのこと笑えない・・・・(^_^;)
そうならなかったことが、一番の救いだったかも。w
やっぱ笑われていたのですな・・・。
一応弁解のため、
凸版は最初の一回だけ720色(または荒いチャートでは210色)をポチルと、後は経年変化などに備え、1種(プリンタ+用紙の組み合わせ)ごとに11色チャートを出して補正すればよいのですよ。。。
でも安価でかつ高精度のプリタキャリはなかなか出てきませんねぇ。