体育館のホワイトバランス
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今日の体育館は、水銀灯+ナトリウムランプ。
ナトリウムランプは少なかったけど、規則的に配置されてるかというと、そうでもなかった。
何で水銀灯にナトリウムランプも混ぜる必要があるのだろう?
オートホワイトバランスで撮ると、かなりオレンジ(アンバー)っぽい。
しかも、カットごとにホワイトバランスがばらつくのでNG。
だけど、7Dの背面液晶はまったく当てにならず。今更だけど。
総じてキヤノンのカメラ液晶(キヤノンしか使ったことないのだけど)は、青っぽい。
なので液晶の色味を信じてホワイトバランスを決めると、データはアンバー味が残っている。
以前からカメラ液晶の色温度とかって、なんか規定があるのかな?と思っているのだけど、どうなんだろ?
sRGB準拠かな?
6500Kくらい?
無彩色を撮って、ヒストグラムのRGB表示が揃うところ、というのもやってみたけど、モニタの色味を見て、何ケルビン上下させなきゃいけないかを判断するのが難しい。
結局の所、本チャンじゃないときに色温度をいろいろ変えて撮っておいたのを、うちに帰ってからパソコンで見たら3000Kくらいが適当ではないかと思った。
でも、現場で3000Kで撮って再生すると、青っぽく感じたのでそこまで色温度を下げなかった。
はじめ3800K、後半3400Kで撮ったのだが、結果として3800Kはかなりアンバーが残ってしまった。
3200Kでもまだかぶりを感じるので、3100Kか、3000Kあたり。
3000Kだと色が浅く感じるので、3100Kあたりがいいかも。
加えてWB補正もしている。
普段WB補正は使ったことないので、効き具合を試したことがない。
でも、水銀灯がグリーンかぶりすることは知っているので、M補正したのだけど、MaxがM9のところ、M8までかけてみた。
こちらはそこそこ正解。
M9でも良かったかも知れない。
ただここでまた油断できないのが、フリッカー。
1/200だとフリッカーの出る頻度が多くなり、出るとアンバーかぶりする。
ホワイトバランスを追い込んでも、フリッカーでまた色味が変わってしまうのでやっかいだ。
動きのあるものの撮影なので、感度を上げ高速シャッターを切りたいところだが、フリッカーの影響を考えると1/125ぐらいにしておいたほうが無難そう。
1/125でも厳密には明るさや色のばらつきがあったけど、これ以上は下げられない。
体育館でで正確にホワイトバランス取るのってムツカシイですね。
今回はJPEGなんで、普段RAWだからあとでなんとかなると思ってやってるから、そのあたりのスキルが不足していると痛感。
撮影時にそこまで追い込むのは至難の技ですね。
私はどっかの現場でクライアントさんの誰かに聞いた気がするのだけどおぼえてないです^^;
カラーメーター持ってって追い込んでもすごい不安になるぐらいあやふやですよね。
背面液晶は、高めですよね。おそらく野外での使用を前提に作っているんじゃないかなぁ~と勝手に想像。
ちなみにα77は現場の明るさに比例して明るくなったり暗くなったりするらしいですが、カラマネ調整までしているのかは謎です。
今日も関連記事を上げました。