所有ストロボの色温度 580II編
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使用したのは、セコニックのC-500。
測定は、直射、距離1mで行いました。
ほかのカラーメーターとは測定値が異なるかも知れませんけど、ご容赦。
まず、580EXIIですが、フル発光では6230K〜6440K。
各ズーム位置で測定しましたが、測定回数は一度か二度。
なので繰り返し誤差があると思いますが、平均して6300K前後であることは間違いないと思います。
やっぱ、青いんですね〜〜。(^_^;)
あらためて測定して実感しました。
EOSの場合、ホワイトバランスを手動でストロボマークにすると、色温度が6000Kに固定されます。
ストロボの青みに合わせた設定になるわけですが、これはストロボ光だけで照明したときには有効ですが、補助光やミックス光になるような場合には、定常光成分との兼ね合いで、全体にアンバーにシフトした画像になることがあります。
また、AWBの時も、「色温度情報通信」という、名前からするとすごくインテリジェントな機能のようで、実は単なる「余計なお世話」機能が働いて、ホワイトバランスをアンバーにシフトさせます。
取説には、「ストロボ発光時の色温度情報を、EOSデジタルカメラに伝えることで、ストロボ撮影時のホワイトバランスを最適にする機能です。」と謳われていますが、使ったことある方はご存じのように、意図するホワイトバランスに最適化されないことがほとんどです。
「色温度情報通信」がどのように働くかよく知りませんが、AWBの場合、光量の強弱、つまり定常光との比率によって、ホワイトバランスをシフトさせる量が変わるのでしょうか?
そういったテストをしたことはないのですが、使っていて「必要以上にアンバーぽくなる」というのはよく実感します。
そもそも、何でストロボ自体が6300Kなんでしょうね〜〜。
たぶん、それくらいの色温度でないと光量が稼げないのかな?と推測しますが、最初から5500〜5200Kくらいに調整してくれれば問題ないのに、と思います。
ちなみに、まったく今更ながらでお恥ずかしいのですが、今になって、どうりでLBA12(アンバーフィルター)被せて変換しても、タングステン光ミックスではまだ青いというのにやっと気がつきました。(^_^;)
6300Kを3000Kくらいに変換しなければいけないので、もっと濃いアンバーフィルターが必要だったのですね。
今月、舞台上での集合写真があるので、試してみようと思います。
例年、フィルターかけてるにも関わらず、青みが残って肌色を出すのにすごく苦労してましたので。w
あ〜、フィルターかけてカラーメーターで測ってみれば良かったのか。
持ってるくせに、ほんと活用してませんな。(^_^;)
ズーム位置105mmと50mmで、光量を下げて測ってみました。
ちょっと繰り返し誤差が大きくて、あまり確実ではないのですが、580EXIIでは光量を落とすと色温度が上昇する傾向が見られました。
その程度は6450〜6650K程度。
105mmで1/128まで絞ったときは、6920Kという値が出ましたが、繰り返しで100K以上も違ったりしたので、正確な値とは言えないかも知れません。
広角側ではテストしなかったので、これも追試した方が良さそうでしたが、光量を落とすとフル発光に比べて200〜300Kくらい上がる傾向があるのではないかと推測します。
長くなってきましたね。(^_^;)
あと、ツインクル、サンスター、ツインクル+傘バンのテストもしたのですが、その結果はまた次回。
ストロボとのミックス光として色温度指定で撮るので
ストロボ発光部に81Bをかけています
光量は落ちますが
背後とのバランスが崩れないので違和感が少ないですよ~
えっと〜、コダックのフィルター番号が分かりにくくてフジ愛好者なのですが(^_^;)、81Bって、デーライト→タングステン変換でしたっけ?
私もストロボにフィルターをかけているときは、色温度3000Kあたりに設定してます。
タングステンの舞台照明自体は、2800Kくらいまで落とさないと抜けが悪いことが多く、そうなると6300→2800くらいまで変換しないと合わないですね。
舞台照明は2800Kくらいが適だったのに、ストロボにつけたのがLBA12だったら、まだ青かったです。
LBA18〜20くらいかな〜と思いますが、テストしてみます。
光量落ちは、タングステンとのミックスなので、補助光程度で大丈夫ですね。
色温度さえ合っていれば、スロー切っても大丈夫ですし。
550EXは フル5900K 最小6500Kでした。故障もさせず9年くらい使用して古くいい焼き色。変化幅が600で同じでした。