ColorCheckerとSpyderCHECKRの色
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特に赤において顕著に違っていました。
その時比較したColorCheckerPassportを見て、半田さんが「この赤はおかしい!変な色だ!」とおっしゃったのですが、家でA4サイズのColorCheckerと比較してみたら、見た目は同じでした。
つまり、元からそんな色だと思います。
ということは、つまり、ColorCheckerとSpyderCHECKRの基本24色は同じ色ではないということだと思います。
そこで双方のメーカー公表値を調べてみました。
カラーチェッカー製品用ターゲットの色彩値
SpyderCheckr カラーデータ
おおお!
違うんですね。(^_^;)
ま、ソフトの互換性はないから良いのですが・・・・。
見た目でも赤は違いますが、SpyderCHECKRのほうが全体的に彩度が高いようです。
SpyderCHECKRのPrimary Yellowは、R/G/B=245/205/0となっており、sRGBにギリギリ収まっていますが、露出によってはすぐ飽和してしまいそうな値です。
SpyderCHECKRを使って現像プリセットを作るときにTIFFで書き出すのですが、その時の色域がAdobeRGBに指定されているのはそのためなんですね。
なお、ここに載せた画像から違いを拾おうと思っても、そこの画像はsRGBで書き出してるので違いがほとんどなくなってますので無意味ですからね。>あらかじめ佐久な方へ。
追記)
いずれ検証してネタにしたいと思っていますが、SpyderCHECKRは白と黒の数値を追い込んで、書き出してからSpyderCHECKRのソフトに送るのですが、Lr3までとLr4では、現像基本補正が変わりました。
なのでLr4で現像したのとLr3で現像したのでは、修正プリセットが違うんじゃないかと思うのですが・・・。
いずれdatacolorにも問い合わせてみようとは思いますが、まずは自分で試してみようと思っています。
(datacolorの方、もしお読みでしたらホームページにご回答をお願いいたします。(^O^)/)
スパイダーの方もsRGBの範囲内ですが、カラーチェッカーの方が、sRGBの色範囲のより内側にあります。
マクベスチャートというのは通称で、私が持っているA4サイズもgmb、つまりGRETAGMACBETHブランドのものですが、その頃より商品名はColorCheckerです。
本当は名称の後ろに丸囲いのRをつけないといけないのですが、ということでColorCheckerは登録商標です。
なのでColorCheckerと言えば、昔も今も1種類しかありません。
ちなみにSpyderCHECKRも後ろにTMをつけるのが正式名称です。
ほんらい商品名を引用するときはこれらのマークまで書かないといけないのですが、省略させてもらっています。
その代わりなるべく商品名表記に添うように、同じスペルで表記するのを心がけています。
SpyderCHECKRも、読みはスパイダーチェッカーで良いと思いますが、チェッカーの方は大文字、最後の長音はRだけという商品名表記には気を使っています。
(間違っていることがあったら、タイプミスです。すみません。)
そのほかは概ねsRGBに収まるのは存じております。
今まで通り、世界のデファクトスタンダード、x-riteのColorCheckerでいいんじゃないですか?w
すみません、こちらにメッセージをいただければ、メーカーに問い合わせしてみますよ。