Lightroomでカタログを書き出して別のマシンで作業するには
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「自宅のiMacで作業していた画像をMacBookにコピーし、出先で作業を続け、それを再びiMacのLightroomに読み込むにはどうしたらよいか」
と質問なさっている方がいました。
結論から先に言うと、そういう場合は「カタログとして書き出し…」と「別のカタログから読み込み…」を使います。
では試してみましょう。
(キャプチャした画像は、1920x1200と1680x1050のモニタなので、縮小画像では文字がよく分からないかも知れません。詳しくご覧になりたい場合は、クリックして拡大して下さい。 学習帳にも転載しております。そちらのほうが画像が大きく表示されるので、やや見やすいかも知れません。)
タイトルバーに「Lightroom 4 Catalog」と書かれています。
Lightroom 4 Catalogというのは、私がプライベートデータを管理しているカタログの名称です。
今回は、MacBook Proに入れて持ち出すことを想定し、ネットワーク接続しているMacBook Proのデスクトップに「キメ作業中」というカタログを書き出すことにしました。(キメというのは猫の名前です。(^_^;))
また出先で現像などの続きをやりたいので、元画像も一緒に書き出し、MacBook Proでの表示を速くするためにプレビューも書き出しておきます。
今回はWiFiネットワークで書き出しましたが、大量に書き出す時は時間がかかるのでLANケーブルで直結した方が良いでしょう。
あるいは、リムーバブルディスクに書き出して、それを仲介にするのも良いと思います。
MacBook Proに元画像を書き出しても、MacProの画像はそのままで構いません。
また戻すことを想定していますが、削除する必要はありません。
書き出しが終わると「キメ作業中」というフォルダが、MacBook Proのデスクトップに出来上がり、その中に「キメ作業中」というカタログファイルがあるので、それをダブルクリックしてLightroomを起動します。
今度はタイトルバーが、「キメ作業中」となっているのが分かるでしょうか?(黄色いツールヒントが出たままキャプチャしちゃいましたが、気にしないで下さい。(^_^;))
MacBook Proでの作業は終わりにし、Lightroomを終了します。
今回MacBook Proに元画像を書き出しましたが、MacProの画像はそのままにしてあるので、作業によって追加された「メタデータと現像設定のみ」読み込むことにします。
これはメタデータと現像設定が読み込まれただけの話で、元画像はMacBook Proからは読み込まれておらず、MacProにある画像の設定を上書きして表示しているだけです。
この先また、MacProで編集を続けることが可能です。
MacBook Proの方の画像はそのまま残っていますが、もう作業しないなら削除、消去して構わないでしょう。
やっと読みました。すごい、、、。私は使わない機能だけど、こんなこともできると知っているのと知らないので大違い。元RAWデータの書き戻しが無かったのがCoooool!! 便利不可欠とも思えるテクニックだけど、ここまで使いこなしている人って何割いるのかなぁ。 最終的にはカタログはクラウド同期を目指すのでしょうね。
カタログの書き出しが出来るようになったのは、2からだったでしょうか?
Betaの時から書き出しと統合は、リクエストが多かったと思います。
これもLightroomならではの機能だと言えます。
つまり、ファイルパスとメタデータで出来てるってことですね、カタログは。
オリジナルデータに対して直接何もしないというのが「非破壊処理」なわけです。
(ただし、JPEGには、設定によって直接書き込むこともあるようですが。)
一部のカタログだけが消えてしまい、バックアップから一部のカタログを取り込む方法を探していたところ、辿り着きました。
書かれている通りにすると復元できました。
とても助かりました。
ありがとうございました!